阪神はマリナーズを退団した城島健司捕手（３３）と、２７日に２回目の ＦＡ入団交渉を行うことが２５日、分かった。南信男球団社長（５４）と 真弓明信監督（５６）が福岡入りした２３日の初交渉で大筋の合意に達しているが、 城島の古巣ソフトバンクが本格参戦を表明。 そこで、地元・関西で予定される第２回交渉で再び熱意を伝える考えだ。 球団首脳はこの日、「時間と場所は未定だが、次は火曜日（２７日）にと考えている。 ホークスも参戦？　あとは本人の決断次第で、こちらとしては信じて待つしかない」と明かした。 第２回交渉では改修を終えた本拠地・甲子園球場の見学や、周辺の住環境を城島本人に 確かめてもらうことを検討中。 また、下交渉の段階で代理人に提示していた３年総額２０億円の条件面を、 初交渉の席で４年総額２５億円（出来高、契約金も含む）に上積みしていたことも判明した。 すでに城島の気持ちは、最初に熱烈なラブコールを受けた阪神でほぼ固まっている。 ２７日の交渉次第で一気に入団発表するかもしれない。

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